SOLD OUT
1910年 Made in England
バーミンガムに1786年に創立されたDeakin & Francis社のSV使いのボタンフック。
ボタンフックは現在は目にする事はありませんが、100年前のヨーロッパでは生活には欠かす事の出来ない必需品。
ブーツやコルセットなどの紐やボタンを通すために用いられ、ファスナーが開発されるまでは、一家に数本は所持されたそう。
なので、使用されている素材も安価なものから高価なもの、そっけないデザインのものからデコラティブなものまで様々です。
で、こちらは、というと、
取っ手部分に贅沢にシルバー925を使用した贅沢なお品。
ホールマークと呼ばれる銀の品質と年代を特定するマークが刻印されています。
フックの部分は鉄が用いられているので、おそらく長年使用する中で痛みやすい部分だけを交換する事を前提に作られたのだと思います。
フックの柄にはサビが少々見受けられますが、銀の部分は100年という年月を感じさせないほどの美しさ。
シンプルなデザインだからこそ感じられる滑らかな銀の肌触りをお楽しみいただけます。