SOLD OUT
憧れのイギリスで焼かれたデルフト焼きのお皿。
やっと入手できました。
一般的に「デルフト焼き」というと、オランダのデルフトで製作されたものを言いますが、イギリスでも初期の錫釉を用いた陶器(イギリスで焼かれたオランダ陶器)を作っていて、それらはイングリッシュ・デルフトと呼ばれていました。
ロンドンやブリストル、リバプールなどイギリス国内でも数カ所で生産されましたが、これはロンドンで作られた「ロンドン・デルフト」と呼ばれるお皿。
1700年前半頃のものだと思われます。
もともとデルフト焼きは中国や日本の磁器の影響を強く受けたものですなので、素朴なモティーフと藍の絵付けが特徴なのですが、オランダのデルフト焼きに比べても何ともいえない「うまへた感」が溢れていて、微笑ましいばかり。
イギリスのアンティークは厳格で気品に満ちた製品が多いのですが、なんともゆるくて思わずほっこりしそうです。
なかなか入手できないお品ですので、ぜひご検討下さい。
大きさはΦ220mm、高さ35mmです。