SOLD OUT
おそらく食品系の型だろうと思うのですが、寡聞のため、本当は何物で、どう使うのか が分かりリません。
(木は桜材かどうかは分かりませんが、菓子型の木に似ています。)
切り込み(細い溝)の入った井桁状の枠(写真2・7枚目 参照)に、本来、グリッド状の切り板や切り糸が付いていたものなのかもしれません。
あるいは、そういうパーツが別にあったのかもしれません。
(押し寿司のように溝に包丁を入れたわけではないと思います。)
と、そういう不明点は不明点のままで(も)、物そのものとしての魅力があると思います。
幾何学的な造形や、凸型(:成形する材料に凹みをつける構造?)の羅列(連続性)が、小気味良いリズムを感じさせます。
凸型の1つ1つが細かに面取りされいたり(写真6枚目 参照)、上述した井桁状の枠の継ぎ方が「くさび止めほぞ *」だったり(写真7枚目 参照)と、ディテールに着目すると、職人の技が見えてきたりもします。
型部外寸≒L290×W135×H38mm
外枠外寸≒L357×W190×H40mm
*註:「くさび止めほぞ」とは「くさびで継ぎ手を固定するほぞ継ぎ」のこと (Wikipedia)