









『ミロのヴィーナス』はルーブル美術館で何度か見たはずですが、
同じくルーヴル所蔵の『サモトラケのニケ』の印象 (あのダリュ階段踊り場に据えた演出!) が強すぎて、
記憶がちょっと霞んでしまっています。
改めて、この石膏像を眺めると、大理石彫刻の彫像としてのシャープさはありませんが、
石膏像として、造形 (フォルム/シェイプ) は ちゃんとしていると思います。
各所に、擦れたか当たったかで、石膏の白さが出てしまっているところがありますし (写真5・9枚目 参照)、
小キズもいっぱいあり、経年のヨゴレもありますが、それでも、よい石膏像だと思います。
叩くと高い音がします。(=ヒビやワレはありません。)
高さが約38cmと、割合大きく (掌に乗るサイズではありません)、
それなりの量感 (ボリューム) もあり、
ディスプレイしたら、存在感もあれば、美しく見栄えもすると思います。(個人の感想です。)
size≒ W100 x D120 x H380 mm
weight≒832g