







もう何年も前、
同業T氏から (買い求めて) 私のところに身を置いていたものですが、
何年も楽しませてもらったので、
そろそろどなたかにお譲りしたほうがいいかな、と。
(お引き取り手がいらっしゃらなければ、引きつづき私の元で大切にします。)
個人的には、『コルコバードのキリスト像 (Cristo Redentor) 』や
『守護キリスト像 (Cristo Protetor) 』を想起してしまいますが、日本人形 (の残欠) です。
両手に何か (武具なのか、舞踊や楽器系なのか、神具なのか…) 握り持っていたようです。
どんな種類の人形なのか、製作途上なのか、完成形から衣装 (装束) が剥がされたものなのか、
判然としません。
写真1枚目のように、なんとか自立もしますが、
不安定なので、立てかけるか、寝かせておくか、スタンドを用意したほうがよいと思います。
胴部分の木材のざっくりした彫り方 (まるで粘土の塑像の削ぎ跡のような) や全体のフォルム、
肩から両腕の部分に残る和紙の残欠感、手首から先の素朴な造形 等々、
魅力に溢れるオブジェでもあります。(個人の感想です。)
size≒ W210 x D35 x H210 mm
weight≒70g